水槽に関われる時間を考える
カクレクマノミを飼うにあたり、今の自分にどれだけ水槽に関われる時間があるかを考えてみましょう。
時間も無いのに水槽を始めてしまうと、後々トラブルが起こりやすくなります。
主なお世話について
魚の飼育に必要なお世話には、次のようなものがあります。
・毎日のエサやり(毎日約5分程度)
・定期的な水換え、掃除(約1~2時間)
–30cm水槽なら週に1回
–45cm水槽なら2週に1回
–60cm水槽なら3週に1回
・水質のチェック(2~3日に1回、5分程度)
・蒸発した水の足し水(毎日約5分程度)
・フィルターの掃除(半年に1回、約2時間程度)
毎日のエサやりは、それほど苦な作業にはなりません。
可愛い魚たちがパクパクとエサを食べる姿は、見ていてとても癒されます。
最も面倒くさい作業が水換えでしょう。
大量の海水を作る、水槽の掃除をしながら水を抜いていく、新しい海水を入れていく・・・と、かなりの重労働になります。
水槽が大きければ、作業負荷は大きくなりますが(水量が多いので)、頻度は少なくて済みます。
水槽が小さいと水換えの作業負荷は少なくなりますが(水量が少ないので)、頻度が多くなります。
ただ、水換えは重労働な分、キレイになった水槽を眺めた時の充実感は素晴らしいです!
小さな変化に気づく事が一番大事
毎日ちゃんと水槽を見ていると、水槽内の僅かな変化に気づく事ができます。
この僅かな変化は後々大きなトラブルに発展していく可能性が高いので、まず「気づく」事が重要になってきます。
とは言っても、そんなに気を張って見る必要も無く、可愛い魚をぼーっと眺める時間を少しでも作っていれば大丈夫。
魚の泳ぎ方や、水の透明度、水温の変化などが普段とちょっと違う、と気づければ、早めの水換え等を行いトラブルを未然に防ぐ事ができるでしょう。