クマノミにエサをあげよう
カクレクマノミを飼い始めたら、毎日お世話をしましょう。
エサは1日2回、朝と晩にあげて下さい。
1回にあげる量は、2〜3分で食べきれるくらいが丁度良いです。
※エサをあげすぎてしまうと、食べ過ぎによる消化不良や残餌による水質悪化が発生します。
エサを食べる姿はとってもカワイイですが、あげすぎには気をつけて下さい。
旅行などでエサをあげる事ができない場合は、自動給仕機を使って下さい。
自動給仕機は、中に餌をセットしておけば、1日に1〜2回自動で適量のエサが水槽内に落下する仕組みになっています。
エサの種類
エサには人工飼料と生き餌があります。
人工飼料は、顆粒タイプやフレークタイプ、クリルなどが該当します。
生き餌は、アサリや刺身、ブラインシュリンプ、アミエビなどです。
顆粒タイプ
顆粒タイプのエサは小型魚が食べやすいサイズの粒となっています。
水槽に入れると、しばらく水面に浮かんだ後、徐々に沈んでいきます。
海水魚飼育では、最もポピュラーなタイプのエサです。
クマノミには顆粒タイプのエサを選ぶと良いでしょう。
フレークタイプ
フレークタイプは、エサが薄いフレーク状となっていて水面に浮いて沈みません。
食べやすく消化に良いのですが、水を汚しやすいです。
クリル
小型エビを乾燥させたエサです。中型以上の魚向けです。
嗜好性が高く、エサの食い付きの悪い魚の餌付けに使われる事が多いです。
エサを食べない時は
海水魚はデリケートな性格の魚が多く、環境の変化でエサを食べなくなってしまう時があります。
そんな時は、次の事を試してみて下さい。
・エサを同じタイプの別の商品に変えてみる。
・エサを別のタイプに変えてみる。
・エサの時に照明を暗くしてみる。
・ブラインシュリンプを与えてみる。
ブラインシュリンプは小型の甲殻類で、非常に小さく魚が喜んで食べてくれます。
卵の状態で販売されており、海水に卵を入れて1日エアレーションするだけで簡単にふ化する事ができます。